篆刻家 小林斗盦 顕彰展示

川越出身の文化勲章受章者「篆刻家 小林斗盦」の展示が始まりました。
旭舎文庫にて当面の間、常設的に展示を行っていく予定です。

川越に生まれた小林斗盦(こばやし とあん 1916~2007)は、古典を尊び、伝統を重んじ、書や古印の研究を重ね、日本人の感性に本格的な中国の技法を盛り込んだ、精緻で格調高い篆刻(てんこく)の作品を発表してきました。
実作と研究における優れた業績から、77歳で日本芸術院会員、82歳で文化功労者となり、 88歳の時に篆刻家として、また、埼玉県内で初めてとなる文化勲章を受章しました。

そのような日本文化・川越文化の第一人者のひとりである「篆刻家 小林斗盦」をもっと広く知っていただきたく当展示に至りました。
数多くの作品の中から代表的なものを選定し、その作品の解説と合わせてレプリカを展示しています。
まずは小規模な展示からですが、旭舎文庫の空間と一緒に楽しんでいただけましたら幸いです。
〔小林斗盦研究会〕

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